馬頭観音様について

馬頭観音様のご利益

「大願成就」「心願成就」「必勝祈願」「合格祈願」「足腰の痛み緩和」

「悪いものが近寄ってこない」「心の中の悩みや迷い、煩悩を焼き尽くす」

馬頭観音様のお使いの白馬が素早くに目的の処まで連れて行ってくれるという話から「大願成就」「心願成就」のご利益があると信仰を集めています。

馬頭観音様は勝負事に縁のある仏様で「必勝祈願」「合格祈願」のご利益でも知られています。馬頭観音様にお参りしてから大きな契約が決まった、高校に合格できたと御礼参りに訪れる方もあります。

足腰の丈夫な馬にちなんで「膝や腰の痛みを和らげてくださる」とお堂の鰐口を鳴らして痛みのある個所に手を当ててお参りする方も。

馬頭観音様の睨みを利かせたお顔から「悪いものが近寄って来ないようお守りくださる」、馬頭観音様の炎の光背で「私たちの心の中にある悩みや迷い、煩悩を焼き尽くしてくださる」と、今なお親しまれ続けています。

 
 
 
馬頭観音様について

当普門坊の馬頭観音様は60年に一度御開帳される秘仏です。
その60年の節目は、馬頭観音様ゆかりの「午年」と伝えられています。
前回の御開帳は2002年でしたので、次なる御開帳の機会は、2062年。まだまだ先のことですね。御開帳に出会うことができるのは一生に一度とも言われる巡り合わせ。滅多に御拝顔できない仏様なのです。

御開帳ご縁の年ではないにも関わらず、平成26年の御開帳が行われた背景には、馬頭観音様の修復が大きく関わっています。

平成23年には、馬頭観音様のお堂(普門坊本堂)の修復が行われました。(助成:山形県)
お堂は長年の風雨にさらされて老朽化が進み、観音様をお護りするのに、大変危険な状態でした。お堂の修復に伴って馬頭観音様が御遷座されると、台座にあるべき部材が欠けていて、とても不安定な状態であることが分かったのです。

御遷座の直後には、東日本大震災が起こり、馬頭観音様は奇跡的に難を免れました。馬頭観音様が自ら危険をお知らせになったのでしょうね。


お堂の修復が終わると、平成24年には馬頭観音様の修復が始まりました。馬頭観音様御本体の修復は、なんと300年ぶりのこと。
この度の修復の過程で、馬頭観音様の体内から数々の書付が発見され、その中には前回の修復が宝永6年(1709年)の江戸時代であることなどが記されていました。

修復は、東北古典彫刻修復研究所(代表牧野隆夫氏)の方々によって、光背、台座、御本体と施され、平成25年春、馬頭観音様は本来の美しいお姿を取り戻されました。
(修復助成:山形県、公益財団法人文化財保護・芸術研究助成財団、長井市)

 

修復前

修復後

あるべき部材(敷茄子、受座、心棒)が欠けていて、不安定だった台座が修復された様子。
写真提供:東北古典彫刻修復研究所

馬頭観音様は、身の丈およそ2メートル。さらにこの台座の上にお立ちになっているので、それはもう素晴らしい迫力です。

こうして300年ぶりに行われた修復を記念して、秘仏である普門坊の馬頭観音様が特別に御開帳することになりました。

普門坊御本尊 馬頭観音様 修復記念特別御開帳 (終了しました)

日時:平成26年4月27日~29日 午前10時~午後4時